Z世代・α世代の採用にお悩みの方必見!企業紹介動画のススメ~若年層に再生される動画を作るには~
企業紹介動画というと、どのようなイメージがありますか?
など、ネガティブなイメージをお持ちで、自社の紹介動画を制作したことがないという企業様も少なくないかもしれませんね。
本記事では、企業紹介動画について、コンテンツとしての特長から、EISHINでの制作体制まで、企業紹介動画を制作したことがない方でもわかりやすいよう、細かくご紹介します。
企業紹介動画を作る主な目的には、以下のようなものがあります。
- 企業の魅力を伝える
- ブランドイメージの向上
- 実際にその企業で働く姿をイメージさせやすくする
動画は、音や動きがあるというコンテンツの特性上、ホームページや資料とは違って、視覚的に分かりやすく多くの情報量を詰め込むことができます。
そのため、企業紹介動画は、求職者に対して企業の本質を効果的に伝える手段として最適なコンテンツなのです。

採用動画の需要の高まりは、この調査結果からも分かりますね。
特に、視覚・聴覚どちらにも働きかけることができるというコンテンツの特性上、自社のブランドイメージの向上や植え付けに対して非常に有効です。これはシーンごとのBGMや実際の社員の肉声、オフィス内の音など、「活気があるな」「楽しそうに働ける会社なんだな」など、文字や画像だけではどうしても伝えにくい魅力を伝えることができるからです。
大企業が既にある企業イメージを補強・コントロールするだけでなく、あまり知名度に自信が無い企業でも、むしろ動画を利用することによって、ブランディングを行うことが可能になってきます。

なるほど~。文字や写真だけじゃ伝わらない雰囲気を補えるのが、動画の良いところだね。五感で感じる会社紹介って感じ。
また、企業紹介動画を制作する副次的な効果として、制作した動画が多くの人から見られ、企業の「ファン」が増えることで、単なる採用応募数の増加だけでなく、求職者の印象に残りやすくなり、いざ転職するという時に思い出してもらえる新たな可能性も生まれます。
そのほかにも、新規顧客からのお問い合わせや貴社サービスの認知拡大にも大きく寄与してくるというものが挙げられます。
企業紹介動画は、以下のような様々な場面で活用することができます。
- ホームページ上での掲載
- 求人サイトやスカウトメッセージへの添付
- 説明会などの採用イベントでの活用 etc.
このように、場面や用途に合わせて、制作の幅が非常に広いのも企業紹介動画の特長です。
また、上記のような求職者向けの活用だけでなく、オンボーディングの一環として社内で活用したり、企業が運営するSNSへの掲載で社員にシェアを促してもらうことで、リファラル採用に活用することも可能です。
ここまでで、企業紹介動画には多くの活用方法があることをご理解いただけたかと思います。しかし、企業紹介動画の制作には当然ながら予算がかかるため、企業紹介動画の強みと弱みをしっかり理解し、『今の自社採用に本当に必要か』を考える必要があります。
▼企業紹介動画の強み
- 視覚的なインパクトを強く与えられる
- 文字ベースやWebデザインベースだと複雑になってしまう情報を簡素化して伝えられる
- 感情によりダイレクトに訴えかけられるので、情緒的な演出を創出できる
- YouTubeやTikTokなどの動画プラットフォームを活用することで、より多くのリーチを獲得できる可能性がある
企業紹介動画は、音楽や映像を用いることで、実際に視聴される方と感情的な接点を作りやすいということに対して長けているコンテンツです。
そのため、社内の雰囲気をより強く伝えたい企業や、事業内容が複雑で、求人原稿だけでは求職者に対してうまく訴求を伝えにくい企業または職種などの採用において、非常に大きな力を発揮できます。

ふむふむ。情報を詰め込むより、感じてもらう方向にシフトできるのが動画ならではの強みだね。
▼企業紹介動画の弱み
- 高品質な動画や長編の動画を制作しようとすると、撮影・編集などの工数がかかるため、高額になりやすい
- 1度撮影したら内容の更新が難しく、出演した社員の退職等での差し替えがしにくい
- SNSを使って企業紹介動画を活用する際は、トレンドの移り変わりが激しいため、常に最新情報を追っていないと動画の内容が古く感じてしまう
企業紹介動画は、映像コンテンツであるという特性上、社員インタビューに出演した社員の退職などがあっても、その一部だけ差し替えるというような修正がしづらいという弱点があります。
採用予算が限られていたり、そもそも採用活動を行う頻度が低い企業だと、せっかく作った企業紹介動画がすぐに使えなくなってしまい、更新も出来ないというような事態に陥るリスクがあります。
前提として、企業紹介動画の制作にかかる予算は、作る動画の種類によってまちまちです。
例えば、TikTokやInstagramリール、YouTube shortsなどに掲載する用の短い動画であれば5万〜10万円程と比較的安価での制作が可能です。
また社員のインタビューのみの動画であれば、10分程度の動画でも20万〜40万円程で制作可能なケースがほとんどです。
ただ、PV動画等、編集コストがより多くかかるものに関しては、場合によって5分程度の動画でも100万円を超えるようなケースもあります。
自社で作りたい企業紹介動画がどんなものなのかをしっかりと考え、目的を明確にしてから、予算に合わせた制作を進める必要があります。
これはどんなクリエイティブでも共通して言えることですが、まずは「誰に何を伝えたいのか」を明確に設定するべきです。

上記のように、用途に合わせて様々なバリエーションの動画を作ることができるのも動画制作の強みの1つですが、「誰に何を伝えたいのか」というターゲット設定が曖昧なままだと、せっかく予算をかけて作った動画の効果が思ったように出ないという事態になってしまうため、注意が必要です。
特に最近の求職者は、Webページを見る際に真っ先に閲覧するページが「仕事内容」と「社風」の2点であることが多い傾向にあります。

ただEISHINでは、実際の仕事内容や社風を、求人原稿やWebページ上だけで完全に理解してもらうのは限界があると感じています。そんな時に有効打となるのが「企業紹介動画」です。
社員の実際に勤務をする1日に密着する動画を作って、仕事の様子や現場の雰囲気を視覚的かつリアルに理解してもらったり、同期座談会の風景を動画にすることで、現職の社員の雰囲気を伝えることもできます。
ここで、目的別に、よくある企業紹介動画の系統をいくつか見ていきましょう。
・企業理念の紹介動画
多くの場合、代表がメインでインタビューに応じ、自社の企業理念や、理念をもとにどのような事業展開を行ってきたかを紹介するものです。多くの採用サイトや採用LPでは、文字情報で企業理念を伝えますが、該当部分で離脱されたり読み飛ばされることも多いため、視覚からだけでなく聴覚からも情報を与えることができる、動画というコンテンツで伝えることで、より印象付けることが可能になります。
およそ10分程度の動画で、50万円~80万円ほどの費用がかかります。
・会社全体の紹介動画(オフィスツアー)
実際に社屋内を案内したり、社屋の最寄り駅からのアクセスを案内したりしながら、どんな仕事をしているかの大まかな紹介を行うようなものです。
求職者が実際に働くイメージを持ちやすく、また文字情報では伝えづらい雰囲気も伝えられる利点があります。
編集点が多めで、20分程度の動画になると、およそ80万円~120万円ほどの費用になります。
・社員インタビュー動画
実際の社員にインタビューし、「どのようなやりがいを持って仕事に臨んでいるか」や「どのような環境で働いているか」を求職者に伝える動画です。代表インタビューだけでなく、実際の採用ターゲットに近い若手にインタビューしたり、インタビューに起用する社員によって訴求が変わってきます。
およそ10分程度の動画で、50万円~80万円ほどの費用がかかります。

なるほど!王道な内容でも、構成やトーン次第で採用動画の質が変わるね。
動画制作にかかる費用ですが、
・スタジオ使用の有無
・取材にかかる日数
・編集点の多さ
・動画全体の長さ
など、複数の要因によって変化します。自社がどんなクリエイティブを制作したいのか、予算範囲内で効果を最大化できるよう、しっかりと考えましょう。
ここからは、ちょっと変わり種の企業紹介動画のコンテンツアイデアをご紹介します。
目的:事業紹介だけではわかりにくい、社風を伝えたい など
コンテンツ:クイズ番組風動画
イメージ:実際の社員さんが回答者になって、会社に関するクイズに答えていく方式。クイズ形式にすることで1つ1つの項目はコンパクトに理解できる上に、時折「社長の趣味は?」「課長がやりがいを感じていることは?」のような設問で和気あいあいと過ごす風景を伝えることで、雰囲気や風通しの良さも伝えられます。
目的:社内の雰囲気を伝えたい、入社後の就労イメージを明確化させたい など
コンテンツ:密着ドキュメンタリー型タイムラプス動画
イメージ:募集職種で実際に働いている社員さんの1日を定点カメラでタイムラプス撮影し、要所要所で通常の速度での業務解説を挟むような、変速的なドキュメンタリー式の動画です。視覚的なインパクトを与えつつ、明確に入社後のイメージを抱いてもらうことができます。
目的:企業の職場環境を知ってほしい、現代的なコンテンツを作成したい など
コンテンツ:バーチャルオフィスツアー
イメージ:360度カメラで撮影した、VRオフィスツアー映像です。昨今、VR機器の発達により、Youtubeなどでも360度カメラで撮影したVR映像を楽しめる時代になってきています。スマホからの視聴でも、画面を指でスライドすることで、全方向の映像を楽しめるコンテンツも多いです。VRオフィスツアー動画で、よりリアルな職場風景を伝えられるだけでなく、インタラクティブコンテンツとして、リード獲得率の向上も狙っていけます。

クイズ形式とかVRオフィスツアーとか、エンタメな発想が新しい!社員の自然な姿を出せるのもいいね!
企業紹介動画は、Z世代・α世代の採用においても有効な採用施策です。
その理由として、最近ではTikTokやYouTubeで動画を活用した採用を促進する企業が多くなってきているというものが挙げられます。
その背景として、以下のような動画プラットフォームでの採用動画の視聴が、現代の採用において非常に大きなきっかけになるケースが増えているということがあります。

※1 参照:https://www.no-company.co.jp/news/230927-release-research
※2 参照:https://leverages.jp/news/2020/0727/2008/
※3 参照:https://moovy.jp/column/recruit-movie-trend-search
このように、特に若年層の採用では、企業紹介動画の活用が大きな意味を持つのです。
また、現代で企業紹介動画を作る最も大きな利点としては、昨今の採用市場において、若手層の採用が「ビジョンマッチング」に寄っているというものがあります。
ビジョンマッチングとは、企業が掲げる「ビジョン(=中長期的に目指す、なりたい姿・目標)」に共感できるかどうかを、求職活動の軸に据える考え方です。
企業紹介動画は、企業の文化や実際の職場環境を通して、魅力的なビジュアルとストーリー展開で、企業の考え方や哲学を動画を通してリアルに伝えることができるため、ビジョンマッチングを大切にするZ世代・α世代の採用において、有効な施策になるのです。
YouTubeやTikTokでも、目まぐるしく流行が移り変わっていくのと同じように、企業紹介動画にもトレンドが存在します。特にSNSの速い流行の変化に慣れた新卒採用では、トレンドの取り入れ方が、求職者からの反応に大きくかかわります。
トレンドに乗った動画を採用活動に活用すれば、求職者に「入社したい」と思ってもらえるコンテンツになるので、企業紹介動画の政策に取り掛かる前に、しっかりトレンドを押さえておきましょう。
昨今の企業紹介動画のトレンドは、大きく分けて

の3コンテンツです。
ここからは、3つのコンテンツそれぞれについて、詳しく解説します。
インタラクティブ動画
インタラクティブ動画の「インタラクティブ」とは、「双方向の」という意味を持ち、ここでは、視聴者が参加できる双方向的な動画コンテンツのことを指します。
例えば、視聴者が動画内に表示されるボタンをクリックしながら視聴することで、能動的に情報を得られるようなコンテンツです。インタラクティブ動画を採用活動に活用することで、求職者が一方的に情報を受け取るだけでなく、楽しんで動画を視聴できます。具体的には以下のような方法があります。
- 動画内に選択肢を表示して、知りたい情報を自由に選ばせる
- クイズ形式で、正解/不正解により情報を出し分ける
- 物語形式で、クリックするボタンにより違うストーリーを展開させる
- 動画の再生をスキップし、他の動画へ遷移させる
このように、インタラクティブ動画は通常の動画よりも遊び心を反映させやすく、求職者の印象に残りやすいことが大きなメリットです。
視聴する求職者が求める情報を、求職者自らが選択できるため、自社と応募者とのマッチング率を高めたいときに非常に有効です。

企業紹介動画もいよいよ体験型になってきてるんだね!面白い流れだな〜。
ドローン撮影
撮影にドローンを利用することにより、手持ちカメラでは再現できない視点でオフィス内を撮影できるため、新鮮な画角で動画を撮影することができ、求職者により強いインパクトを与える効果が期待できます。
ドローンで撮影した社屋の動画は、採用サイトやHPへの掲載に限らず、企業説明会や展示会などにも活用できます。
ただし、ドローン撮影には、各種機材のレンタル費用や操縦士の依頼費用などもかかるため、ケースによっては非常に高額になる可能性があります。
会社の裏側や社員の本音
裏側というと大げさですが、要するに本来なら「入社するまでわからない」情報を提示していくコンテンツです。例えば給与や残業時間、育休などの休暇制度、社内の雰囲気など、企業が隠しがちな部分をあえて見せていくことが、有効な活用方法になります。
実態を求職者に見せるのはリスクが高いように感じられるかもしれませんが、自ら開示するからこそ他社と差別化できるというメリットがあります。
一般的に採用動画を作る際には、求職者にいい印象を与えようと、耳障りの良い内容ばかりを盛り込みがちです。
「アットホームな職場です!」
「成長できる環境が準備されています!」
というような、ありきたりな内容になってしまうことがよくあります。そこで、あえて本音をさらけ出した動画を公開することで、求職者からの印象が良くなる効果が期待できます。

たしかに。「アットホームな職場です!」よりも、「実は結構忙しいけど、こういう部分にやりがいがある!」くらいリアルな方が信頼されると思うな~。
ただし、このようなトレンドは、新卒採用・中途採用などの領域によっても、有効な手段かどうかが変わってきます。自社の採用目標に合わせたコンテンツを作成することを意識しましょう!
では実際に、EISHINが制作した企業紹介動画を2作品ご紹介します。
■名古屋木材倉庫様
業種:製造業、倉庫業
従業員数:157名
内容:実際の業務に1日密着
実際の業務内容をWebサイト上のみで伝えるのが難しく、かつ社内の雰囲気がとても良い点も含めて動画で見せていきましょうと提案し、制作しました。
1日密着という形で、実際の業務のリアルな姿や、仕事中・休憩時間中の社員同士のコミュニケーションを映像で見せることで、業務内容と社風を求職者に伝えられるような作品に仕上げました。
■株式会社ウィローズ様
業種:不動産業
従業員数:53名
内容:オフィスツアー
オフィスが新しく綺麗なことがアピールポイントの1つにもなっていました。
しかし、ただオフィスツアーという形で会社内を回るのでは面白みがないため、TV番組「相席食堂」のパロディーで実際の社員様にご出演いただくというコンセプトに。
リポーターに新入社員様、ツッコミ役で人事担当社様と社長様を出すという形式で、実際の会社のリアルな姿と、人事及び社長目線での意見を交えることで、現場目線、経営者目線で会社を伝えていけるような作品に仕上げました。
EISHINでは、これからの採用市場の変化にも対応できるような、バラエティーに富んだ企業紹介動画を多数制作しています。EISHINでの企業紹介動画制作における他社様との違いは、ズバリ「採用のプロが作る」という部分です。
EISHINでの企業紹介動画の制作は、下記のような流れで進んでいきます。
①キックオフ
現在の採用状況の整理と、それに伴った動画制作の目的の整理、採用の方向性の確立、企業の詳細な情報などについてのヒアリングを行います。
②大枠企画(2週間程度)
大まかな動画の流れやテイスト、利用する音源を、いくつかの参考動画をベースに提案させていただきます。
③詳細企画(2週間程度)
大枠のコンセプトが決まったら、実際の撮影日程や当日の香盤表づくり、出演者及び原稿の確定などを行い、詳細な撮影スケジュールを決めていきます。
④撮影(1日〜2日)
基本的には、実際に依頼をいただいた企業様を訪問し、撮影を行います。
⑤編集(1ヶ月〜1ヶ月半)
コンセプトに沿って、編集作業を行います。
⑥納品
完成した作品を納品いたします。
EISHINでは、「どんな人に動画を届けたいか」を軸に、企業の魅力を最大限伝えることができる企業紹介動画を制作しています。
企業紹介動画を採用活動に取り入れ、採用成功させたい企業様は、ぜひお問い合わせください。
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